家庭でも実践できる子育てのヒント!~言葉で感情表現ができるように~
『自分の思い通りにいかないことがあると癇癪を起してしまう…』
『ほかのお友だちと比べて滑舌が悪いし語彙も少ない…』
お子さまの発語に関して不安なことはありませんか?
子育てをしていく中で、周りのお子さんと比べてしまい、不安が大きくなってしまうこともあるかと思います。
そこで、今回はピコで実践している【言葉で表現できるようにするポイント】をご紹介します。
ご家庭でも実践できる内容です!ぜひ、試してみてください(*^^*)
①安心して表現できる環境を設定する
お子さまは『気持ちが通じ合っている』『肯定されている』などと感じ、安心してコミュニケーションを取れるような環境を必要としています。
子どもが自然と安心できる環境設定とは、
①子どもが伝えてくれた言葉を聞き、気持ちを理解していることを伝えてあげる
例えば、AくんとBくんがおもちゃの取り合いで喧嘩になったとき、Aくんはから「ヤダ」という言葉しか出なかった場合。
Aくん「ヤダ」(泣いている)
指導員(親)「そうだね。嫌だったよね。先生(お母さん)はちゃんとわかってたよ。偉かったね。次は貸して!ってBくんに伝えてみようね」
など、子どもの行動に否定はせず、悲しい気持ちを理解しながらも、新しい表現方法を伝えていくことが大切です。
②言葉で伝えることが難しそうな場合には、選択肢を与えてあげる
オレンジスクールピコではこちらの表情カードを使用しています。
②の方法を表情カードで実践し、子どもが今どんな気持ちなのかを『選択をする』ということで表現できるよう支援しています。
自ら選択してもらうことは、子どもの主体性を高める効果があります。
選択を通して表現ができるようになると、言葉で表現ができるようになることにもつながります!
②歌や絵本を通して表現方法を教える
歌は、楽しい歌詞・悲しい歌詞のときの音程を聞くことで、自然と感情表現の方法を学べています。
絵本は、登場人物のセリフや表情を読み取ることで『こんな気持ちのときはこうしたらいいのか』という理解につながります。
絵本の読み聞かせはとても効果的です!
オレンジスクールピコでは、療育の最後に絵本の読み聞かせを行っています。
読み手となる指導員は登場人物のセリフや表情によって声のトーンを変えたり抑揚をつけ、子どもに登場人物の感情や表現方法が伝わるように意識しています。
そして絵本の終わりに「この男の子はどんな気持ちだったかな?」と主人公がどんな気持ちだったのかなどを質問します。
登場人物の気持ちを考えると同時に、どのように表現していたのかも学ぶことができるのです!
③言葉で表現できたときは褒める
子どもが気持ちを言葉で表現できた時は、全力で褒めます!
時間がかかっても、一言だけだったとしても褒めることが大切です。
オレンジスクールピコでは学習の時間に、ひとつ課題を終えるごとに「できました!」と発言してもらっています。
言葉で表現する練習を習慣化しているのです。
また、「できました!」と教えてくれた子どもひとり一人にハイタッチをしたり、「上手にできたね!」などと声掛けをすることで「褒めてもらえた!次も頑張ろう!」と思ってもらえるように支援を行っています。
褒められた経験が「ぼくできるんだ!」「わたしできるんだ!」という気持ちに変わり、言葉で表現することの達成感が身に付いていきます!
今回は【言葉で表現できるようにするポイント】をご紹介いたしました。
ぜひご家庭でも実践してみてください!
オレンジスクールピコではお子さまの発達段階や、認知特性に合わせた支援をご提案させていただきます。
今回ご紹介した内容以外にも、一人ひとりに合わせた支援を実践しています。
お子さまのご様子で気になることがございましたら、いつでもお気軽に
オレンジスクールピコにお問い合わせください^^
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。