声かけ一つで信頼感UP!
染井吉野の花が落ち、八重桜が花を開き始めました。
東戸塚駅や公園の木々も満開を迎えています。
今回はお子様への声のかけについて紹介させていただきます。
反対類推の難しさ
発達障害のお子様に見られる特性の一つに“反対類推の難しさ”があります。
例えば、ろうかを思い切り走ってしまうお子様がいます。
そのお子様に対してどのように声をかけますか?
「ろうかは走っちゃダメ!」
このような声掛けはよくありますよね。
この声掛けで“走ってはいけないこと”は理解することができます。
しかし、発達障害のお子様は“歩く”ではなく
『走る』代わり⇒(例)『ジャンプしてもよい』
と置き換えられてしまうのです。
これらは、反対類推の難しさがあるからなのです。
※走ってはだめ⇒つまり歩くという理解の難しさ
それではどのように声をかければよいのでしょうか。
「廊下は歩きます。」
これだけです。
走ってはいけないという反対の言葉ではなく、どのように行動すれば良いかという具体的な案をお伝えすると効果的に伝えることができます。
褒める
次に褒め方についてお話します。
叱るよりも褒めるということは2000年頃から教育現場で言われてきました。
しかし
「うちの子、褒めるところがないわ」「ついつい良くないことが目についてしまい怒ってしまう」
という声を保護者様のお話でよく聞きます。
でも案外、“褒めること”は身近に溢れています。
どのようにお子様を褒めていけばいいのでしょうか。
① できて当たり前の行動をまめに褒める
「学習の準備ができたね」「待っていてくれているね」
② 行動を言葉にする
「3問もできたね」「あと3問だね」
③ 褒め言葉の5S
「すごいね」「すてきだね」「さすが」「すばらしい」「それいいね」
できるだけ即時的に、できたことを評価すると良いといわれています。
また、褒め言葉の5Sを使う際は「何が」「どんな様子が」よいのかを詳しく伝えることで、より効果的とも言われています。
褒めることは難しいように思われがちですが、“褒める”場面はたくさん溢れています。
お子様の良い場面をたくさん見つけ“褒める”ことで、『自己肯定感』が高まっていきます。
声のかけ方一つでお子様が安心に過ごすことができ、信頼感へとつながります。
環境が代わった“今”お子様を伸ばす声かけを意識してみてはいかがでしょうか。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- ・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・周囲が気になり集中できない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・文章を拾い読みしてしまう・意外なことで突然癇癪を起す
・言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
・不登校で勉強が遅れている
・整理整頓が苦手
・朝の準備に時間がかかる
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。