コンパスって難しい!

こんにちは!放課後等デイサービス オレンジスクール青葉台教室です!
暦の上では「立春」を過ぎましたが、まだまだ冷え込みが厳しい日が続いていますね。
事業所の窓から差し込む日差しには少しずつ春の暖かさが感じられるようになり、子どもたちも「春はもうすぐかな?」と季節の移ろいを感じ取っているようです。
2月は節分などの行事もありましたが、学校生活においては学年の締めくくりとなる大切な時期です。 今の学年で習ったことをしっかりと身につけて、自信を持って次の学年に進めるよう、私たちも日々の宿題や課題のサポートに力を入れています。
小学生がつまずきやすい「コンパス」

さて、今回のブログでは、小学生向けの学習支援活動(SST・微細運動)の様子~コンパスを使ってみよう~をご紹介します。
小学校3年生ごろから算数の授業で登場するコンパスですが、実はこの「円を描く」という作業、大人でも久しぶりにやると難しいものです。 特に、手先の力の加減や、二つの動作を同時に行う(針を固定しながら回す)ことが苦手なお子さまにとっては、大きなハードルとなりがちです。
「針がずれちゃう!」 「回している途中で足が開いちゃう・・・。」
そんな苦戦する様子を見て、今回は「くるんパス」という秘密兵器を教室では取り入れました!
支援ツール:くるんパスとは?

今回使用した「くるんパス」は、従来のコンパスとは一味違います。最大の特徴は、持ち手の部分が「くるんキャップ」という握りやすい形状になっていること。指先だけで繊細に回すのではなく、キャップを握って傾けるだけで、名前の通り「くるん」と簡単に円が描ける文房具です。
道具を工夫することで、「できない」を「できた!」に変えることができます。これを「環境調整」と言いますが、当スクールでは、まずは成功体験を積むことが何より大切だと考えています。
コンパスを上手に使うコツ
活動では、ただ道具を渡すだけでなく、きれいに描くための「3つのコツ」をみんなで確認しながら進めました。これは通常のコンパスを使う際にも応用できるポイントです!
- 下敷きは外そう! ツルツルした下敷きの上では、どうしても針が滑ってしまいます。まずは下敷きを外し、ノートや紙の下にさらに数枚紙を敷いて、「針がしっかり刺さる土台」を作ることが第一歩です。
- 進行方向に「おじぎ」をさせる コンパスを紙に対して垂直に立てたまま回すのは至難の業です。回したい方向(進行方向)に少しだけコンパスを斜めに倒す(おじぎさせる)ことで、驚くほどスムーズに動くようになります。
- 力加減は「針に体重を乗せる」 鉛筆側を強く押し付けると、コンパスの足が開いてしまったり、線が太くなったりします。「鉛筆は紙にそっと乗せるだけ。針の方にグッと力を入れるよ」と伝え、重心のバランスを意識してもらいました。
はじめは「コンパス嫌い!」と言っていたお子さまも、くるんパスを使い、上記のコツを意識することで、「あ!回った!」「きれいな丸になった!」と歓声をあげていました。 一度コツを掴むと楽しくなるようで、大小さまざまな円を組み合わせて、雪だるまや幾何学模様のアートを作り出すお子さまもいらっしゃいました。
「先生見て!すごいでしょ!」と見せてくれる誇らしげな笑顔は、本当にキラキラ輝いていました。
今回ご紹介した活動から、練習を重ねることで、「道具の使い方の工夫」と「諦めずに挑戦する心」を学んでくれたように思います。 苦手なことでも、アプローチを変えたり、自分に合った道具を使ったりすることで克服すること、その経験は学習面だけでなく、生活のあらゆる場面での自信につながっていきますね。
これからも、子ども一人ひとりの「困った」に寄り添い、それぞれのペースで「できた!」を増やしていけるよう、様々な道具や手法を取り入れながら支援を行ってまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。
