声の大きさについて
お子様の中で図書館や映画館、静かな空間で過ごす時に、大きな声で話してしまう。
近くにいる人に対して大きな声で話しかけてしまうなどの行動は見られないですか?
周囲の人に対して迷惑になっていないか、心配になってしまうこともあると思います。
当教室では、場面に合わせた適切な声の大きさを知ることを目的とした学習を行っています。
声が大きくなってしまうのはなぜ?
お子様の中には、楽しい環境下にいると声が大きくなっていることに気が付かず、自然と大きな声になっていることもあります。
他にも、何か「嫌だ」など不快な気持ちを抱いた時に、防衛反応として大きな声を出すことも。
特に注意したいのが、相手に注目して欲しい気持ちからくる大きな声です。
こちらは、大きな声を出すことで周囲にいる大人が反応してくれるという快感を子どもが覚えてしまった時に見られます。
これは誤学習につながっているため、
あまり反応を示さず、良い行動が見られた時に反応をするという時間を作ることが必要となってきます。
お子様の気持ちに寄り添いつつ、良い行動が増えるようにしていきたいですよね。
声の大きさ
当教室では、声の大きさを0~5の段階に分けてお伝えをしています。
0→話を聞く
1→ひそひそ話
2→近くの人と話す声
3→挨拶の声
4→外で話す時の声
5→助けを求める声
イラストでも提示を行い、どのような声の大きさなのか想像がしやすいようにしています。
場面に合わせた声の大きさを知ろう
【年長向け】
お子様たちが実際にイメージしやすい場所を提示し、
「電車の中はどの声?」などと話し合う時間を作っています。
「映画館は、静かに観るところだから0の声だね」と
どうしてその声の大きさなのか理由を考える時間も設けています。
【年中向け】
相手との距離によって、声の大きさを変える練習を行います。
近い人には2の声、遠い人には3の声、自分で実際に声を出して違いを知ることができるようにしています。
最後に声の大きさ表を用いて、それぞれの数字に当てはまる場面を考えてもらっています。
指導員と「1はこれくらいだね」などと話し合う時間を作り、
実際に様々な場面で声の大きさに気が付けるようにしています。
まとめ
『声の大きさ』については、実際に体験をすることで身についていくことができます。
また、お子様自身が自分の出している声に気が付けるよう、
「いま、何の声だっけ?」「ちょうど良い声はどれくらい?」と
その場で考えて調節できるように声を掛けることも大切です。
当教室では、SSTを通して対人関係で必要なスキルを学習できる機会を設けています。
お子様の成長に対してお困りごとがあった時には、ぜひ一度当教室に足を運んでみてください!
一緒にお子様のことについてご相談できればと思います♪
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。