一斉活動のご紹介☆～10月～
オレンジスクールピコ東戸塚教室では、毎週異なる内容の一斉活動に取り組んでおります。今回は１０月に行なった一斉活動の内容をご紹介いたします。
〇しりとり(言葉遊び)
お子さまに指導員が描いた絵の名前を当てていただきながら、しりとりのルールを確認していきました。 そのあとは言葉やイラストを並び替えて、しりとりを続けるゲームを行いました。
《ねらい》
- 指定した文字から始まる言葉を考える力を身につける
- 言葉遊びを楽しみながら、たくさんの語彙に触れる
何の絵を描いているか考える際は「らっぱかな？らっこかな？」と次に何が描かれるか予想するお子さまもいらっしゃいました。
ルールがわかっていてもなかなか言葉が出てこないというお子さまのために、みんなでしりとりを完成させるゲームでは絵カードを１人５～６枚配っています。
困っているお友達にヒントを出したり、物の名前をお子さま同士で教えあったりと、みんなで助け合う様子も見られました。
活動を通してお子さま同士のやり取りの機会を増やし、コミュニケーションスキルを伸ばしつつ、信頼関係を築けるようサポートしていきたいと思います。
〇ボール遊び
キャッチボール、かごに向かってボールを投げる、筒を使ってボールを運ぶ等、みんなで楽しく体を動かしながらボール遊びを行ないました。
《ねらい》
- 粗大運動(生活をする上で必要な動作)の力を伸ばす
- 投げる際の力加減を知る
- 他者と協力する機会を作ることで、喜びを共有する経験を積む
相手に投げる際は「〇〇ちゃん」「△△くん」と名前を呼んでいただくようにしました。
そうすることで相手も受け止める準備がしやすくなります。
みんなで協力してボールを運ぶ遊びでは、筒の角度を調整しながら真剣な表情で取り組む姿がとても印象的です。
団結力も高まったように感じました☆
〇工作(かぼちゃのお菓子入れ)
１０月３１日はハロウィンの日ということで、今年の１０月の工作ではかぼちゃのお菓子入れを作っていただきました。
《作業内容》
- オレンジの用紙をはさみで切る
- 切ったオレンジの用紙を紙コップに貼り付ける
- モールを通す
- 黒シールでお顔を作る
《ねらい》
- ハサミの連続切り、パーツの貼り付け、モールを穴に通す等の作業に取り組み、指先の操作性を高める
- 指示理解力や集中力を鍛える
- 季節の行事に触れながら、工作を楽しむ
お顔の黒シールの並びはお子さまにお任せしましたが、少しきりっとした表情や笑っている表情、真顔など個性あふれる素敵な作品が多く出来上がりました。
最後に「トリックオアトリート」と元気よく声をそろえて言ってくれました。その姿はとても微笑ましかったです。
〇真似っこ塗り絵
前にある塗り絵の見本をよく見て、ご自身の手元で同じように塗っていただきました。慣れてきたら、見本を５秒お見せして隠してから塗っていただく記憶塗り絵にも挑戦していただきました。
《ねらい》
- 前の見本と同じものを手元で再現するという一連の流れを練習し、板書の力に繋げる
- 集中力やワーキングメモリの力を伸ばす
- ゲーム感覚で楽しみながら塗る力を高める
時間が限られているため、いかに短い時間で丁寧に塗ることができるかも重要です。
「とても上手だね！もう少しスピードアップできるともっと素敵！」と明るく声をかけると周囲に意識が向き、スピードアップしてくれました。
時には周りを意識して動くスキルも必要になります。
引き続き、周囲に意識が向けられるようお声掛けをしていけたらと思います。
〇まとめ
今回は１０月の一斉活動についてお話させていただきました。
今後もお子さまが前向きに参加できる活動を提供していき、様々な力を伸ばしていけたらと思います。
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