言葉の理解を深めよう
言葉がでてきてはいるけど、意味が理解できているのかが分からない。
指示を聞いてすぐに行動に移すことが難しい
などのお困りごとを抱えているお子様はいらっしゃいませんか?
言葉の理解が不安定なため、
行動に移すことが難しく、別の行動を取ってしまったり、動けない状況になっている場合があります。
そこで、今回は当教室で行なっている
言葉の意味理解の促しをご紹介していきます。
★言葉の理解について
言葉とその物が一致していないため、
言葉が出にくい場合があります。
そのため、たくさんの物に触れたり知る機会を多く設けることで、
言葉と物の一致が促されるとされています。
言葉の種類
言葉といっても、ものの名前を表す名詞、物事の様子を表す形容詞、動詞、日常会話で使う挨拶や要求語などがあります。
そのどれもが、相手とのコミュニケーションを取る際に必要になってきます。
★名詞
お子様から「これなに?」など聞かれることがあると思います。
それに対して大人が答えてあげることで、指差しをしたその物に名前があることを知っていくことができます。
当教室では、
物の名前、色、形に触れています。
そこから仲間分けを行い、その物の理解もふかめていきます。
★動詞
日常動作にも名前があることを知り、その行動を取りたい時に伝えられるようにしていきます。
名詞と動詞をつなげて、学習していくことで2語分の促しにもなります。
「赤ちゃんが 泣く」「鳥がとぶ」など、情景が浮かびやすくなることを促していきます。
★形容詞
物の様子を伝えるための形容詞も学習しています。まずは理解のしやすい「大きい・小さい」から学び、物の様子が言葉で変わることを知っていきます。そこから「高い・低い」「長い・短い」などの反対言葉の形容詞を学んでいきます。実際にその様子を表す物に触れることで理解しやすくなるように、お子様たちと一緒に高いところにあるものを取ったり、重い物を持ってみたりしています。
言葉の理解の確認
言葉をたくさんインプットしたところで、実際に言葉にする練習をしていきます。
★だれがなにをしている?
イラストをみて、誰が何をしていのかを答える課題です。
はじめは、「とりが 飛んでいる」などの簡単な文章を提示していき、
最終的には「いつ どこで だれが 何をしている」
という文章問題にも答えることができるようにしていきます。
★物の説明をしよう!
知っている言葉をたくさん使い、相手に物の説明をする練習も行います。
相手に説明する時には、色や形、その物の特徴を伝えていく必要があります。
指導員と1対1で練習を行い、最後にはお友だちにクイズを出したりして伝える楽しさを味わいます。
★位置の説明をしよう
「みぎ・ひだり」の理解が進み、次に「うえ・した」の指示理解にも取り組みます。
就学後には、順番に並び「何番目に呼ばれるよ」などの指示を受けることもあると思います。
そこで、当教室でも「何番目」や「位置の説明」にも触れていきます。
列車をモチーフにして、何番目に誰がいるのかを考える課題です。
物の位置関係を理解し、聞く力も深めていくことができます。
実際に物を使用することで、認識がしやすくなりますよね!
まとめ
言葉は、他者とのコミュニケーションで必要なものです。
就学後、一斉指示も多くなり言葉の理解が追い付くことができないと遅れを取ってしまう場面が出てきてしまうと思います。
そのようなつまずきを少しでも緩和していけるよう、当教室では就学に向けた支援も行っています。
言葉は、経験によって培っていくものです。
そのため、たくさんお子様に話しかけ会話の中で言葉の使い方を知ることができるようにしていくと良いですね♪
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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