「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日のピコ溝ノ口教室(児童発達支援)

今日のピコ溝ノ口教室(児童発達支援)「貸し借り名人になろう!」

「貸し借り名人になろう!」

こんなことありませんか?

順番が守れない

玩具を貸せない

無断で物を使ってしまう

「かして」や「どうぞ」を伝えられない

などのお困り事やお悩み事はありませんか?

どうして?

上記のような状況になってしまうことには理由があります。

今回はその理由対応方法当教室での取り組みを紹介いたします。

「順番を待つ」ことの理解が難しい理由

①子どもは自分が「中心」

子どもは「自分」を中心とした視点で物事を捉えることが多いです。

その為、他者が「どう思うのか?」、状況・気持ちに気付くことができず、

「待たなくてはいけない」より「自分がやりたい」

という気持ちが勝ってしまい、順番を待つことが難しくなってしまいます。

②見通しを持つことが難しい

未来『時間の経過(いつ)』と結末『自分の番がくること』が結びつかず

「どれだけ待てばよいのか分からない」見通しを持つことが難しい場合があります。

そのため「本当に自分の番がくる?」と不安になり「今、貸してしまったらもう戻ってこない」と思ってしまう事があります。そこから「玩具を貸してあげたい」と思えなかったり「いつまで待てばいいの?」とイライラしてしまう気持ちに繋がっていきます。

③過去の経験によるもの

玩具で遊んでいた時に「○○ちゃんも遊びたいから貸してあげてね」と

無理やり玩具をとられてしまう経験

玩具を貸した後に壊れたり、帰ってこなかったりした経験があったり・・・

この様なことを経験していると

「玩具を貸す」という行為が「嫌なこと」

としてインプットされ、『貸してあげない』という行為に繋がってしまいます。

どうしたらいいの?

理由や「やりたい」気持ちを受け止めて代弁する

「どうして貸したくないの?」と理由を聞き

「やってみたいね」「もっと遊びたいんだね」などと気持ちを言葉にする。

そうすることで

「自分の気持ちを分かってもらえた!」

と気持ちを切り替えるきっかけになります。

時間や期限を決める

「3回やったら交代しよう」「10数えたら終わりにしようね」「あと〇人やったら○○ちゃんの番だよ」

などと伝える

終わりを意識して遊ぶことが出来るようになります。

時計を理解している時には

「長い針が〇のところまで」

と本人が見て確認できるような目安を伝えると分かりやすいです。

順番を待つ必要性、理由を伝える

順番を待つ必要があることを

「お友だちが使っているから」「玩具が1つしかないから」

などその子に合った言葉で伝えていきます。

その際「終わるまで待つこと」や状況に応じて

「お友だちが悲しいよ」「抜かされたら嫌な気持ちになるよ」

など周囲の状況や気持ちを伝えると理解しやすいです。

しかし、一度にたくさんの情報を伝えられてしまうと混乱することがある為、注意が必要です。

当教室では・・・

当教室で取り組んでいる順番と貸し借りの学習の方法を紹介いたします。

順番運筆

指導員やお友だちと交代で運筆を行います。

「先生の番」「○○くんの番」

と声を掛けることで順番を意識できます。

また、この時に

「かして」「はい、どうぞ」

と声を掛けることで相手を意識することができ、

貸し借りのやりとりにも繋がります。

ピタゴラスイッチ

お友だちと一緒にピタゴラスイッチを作ったり、順番に遊んだりします。

~取り組み方~

①お友だちと順番にガイドに沿ってペーパー芯を貼っていく。

 ☆芯に色をつけておくと分かりやすいです。また、この時に色を混ぜて渡しておくと貸し借りのやりとりが行えます。

②順番にボールを転がす。

協力して一緒に作りながら、順番貸し借りを行っていきます。

遊びながら行う為、楽しくやりとりが行えます。

ホットケーキを作ろう

こちらは子ども達に人気のある絵本を題材にして行った学習です。

~取り組み方~

①お買い物カードを持って買い物に行く。

②作り方を見ながら作る。

 ☆お友だちと順番に材料を入れていき、混ぜていきます。

③ホットケーキを焼く。

④トッピングをはさみで切る。

⑤糊を使ってホットケーキを盛り付ける。

買い物や料理をする時に

「○○ください」「はい、どうぞ」「ありがとう」などの

言葉のやりとり順番を守ることができます。

また、指示を聞いて買い物に行ったり、料理をしたりすることで指示理解

はさみや糊を使うことで 指先トレーニングが行えます。

今回紹介した学習方法はGoogle最新情報でも紹介をしているので是非みてください!

まとめ

お子様が集団の中で生活していく中で、

順番を守ること、貸し借りを行うことは

他者とのやりとりの中でとても大切なことです。

これらはすぐに身につける事は難しいですが、

少しずつ自分でやりとりが行えるように

当教室では環境作りや課題提供を行っていきます。

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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室

【TEL】044-822-2221

【MAIL】pico-mizonokuchi@orangeschool.jp

【問い合わせ】児童発達支援 オレンジスクールピコ溝ノ口教室

【アクセス】田園都市線「溝の口」駅 徒歩9分

JR南武線「武蔵溝ノ口」駅 徒歩9分

田園都市線「高津」駅 徒歩9分

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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達

支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。


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