買い物を練習しよう!
4月も早いもので、あっという間に中旬ですね。
進級・進学されたお子様のご様子はいかがでしょうか。
さて、今回のブログでは『お金』に関する学習プリントをご紹介したいと思います!
1.はじめに
『お金』に関するプリントは昨年に公開しましたブログでも一度触れさせていただいております。
そちらも併せてご覧いただけますと幸いです。
以前ご紹介したプリントでは『サイフからお金を出して買い物をする』ということを中心とした内容でご紹介させていただきました。
本ブログではまた違った種類として、『買い物をシュミレーションする』という教材をご紹介できればと思います。
2.教材のご紹介
本日ご紹介させていただくこちらの教材は、以前ご紹介した『サイフからお金を出して買い物をする』という教材と類似点のある教材です。
まず初めに疑似お金を数えることで、自身がいくら持っているのかを把握できるようにしています。
1000円札や500円玉、100円玉を複数所持することは日常でもよくあるかと思いますが、
それらの合計金額を求めるとなると今まで学習してきた計算よりも桁数も増え、
難しいと感じるお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
まずは所持金がいくらなのかを計算することで、大きな数の計算や数の合成も同時に練習できるようにしています。
所持金を求めた後には、商品を選ぶ活動を行います。
買いたいものの値段を足していき、予算を超えないように調整する練習です。
この練習を行うことにより、より実際のお買い物場面に近い形で学習をすることになります。
こういった実際に近い場面を想定して学習することを『ロールプレイング』と呼ぶこともありますね。
プリントに書かれている問題をただ解くだけではなく、実際の場面に近い場面を構築することにより、
お子さん達は「楽しい」と学習に対して前向きになれたようです。
さらに実際に近い場面を想定し、疑似お金ならぬ『疑似クーポン』もご用意しています。
お子さんからは「このまま(所持金)だと買えないけど、クーポンあってよかった!」といったような声も聞こえており、
まさに現実の買い物風景のようでした。
また、この学習をしている際にお子さんの方から「○○さん何か欲しいものはある?」とお友達に声を掛ける様子もみられました。
お友達だけにとどまらず教室にいる指導員らや他のお子さんにも聞いて回るなど
積極的にコミュニケーションを取りに行かれており、
学習という場でありますがお子さんの自発的な他者との関わりも見られています。
また、このようなプリントもご用意しています。
こちらは買い物の場面の練習に重きを置いています。
計算自体は計算機で行いますが、
- 商品の中から買いたいものを選ぶ
- 予算を超えないように選択する
という二点では上述で紹介させていただいたプリントと共通しているものがありますね。
計算機を使うことで学習内容のハードルも下がり、取り組みやすいようです。
また、計算機を使うことで『計算機自体を使う練習』につながります。
3.最後に
お金や『買い物をする』という行為は生活と非常に密接しており、
『生きる』ことと切っても切れない関係性であると言えると思います。
ですがその『買い物をする』という行動の中には様々な要素があります。
本日紹介させていただいた内容ですと、
『お金の計算をする』ことの他にも『買いたいものを選ぶ』ことが挙げられますね。
お子さんの困っている要素を分析していき、
勉強と療育という2つの側面から今後も支援を行えたらと思います。
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- じっとしているのが苦手
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