板書もノートも怖くない! ~眼球運動~
こんにちは。オレンジスクール藤沢教室の荒井です。
今月は運動会が行われた学校が多く、オレンジスクールに通うお子さんから運動会のお話を聞きます。お子さんの一生懸命頑張った姿が目に浮かんできました!
さて、学校の様子について「板書が出来ない、時間が掛かる」「ノートがとれない」と言った声をよくお聞きします。
オレンジスクールでも板書を苦手と感じているお子さんがいらっしゃいます。
なぜ板書は難しいのか、以下の理由が考えられます。
- 先生の話を聞く、黒板を見る、ノートに写す・・・といった複数の作業を同時に行わなければならないこと。
- 「追従性眼球運動」(見たいものの動きに合わせて目を動かす運動) と 「跳躍性眼球運動」(見ていたものから素早く別のものへ目を動かす運動) の動きが上手く出来ないこと。
ということが挙げられると思います。
見て書く、聞いて書く
学校では、書く活動として「視写」「聴写」の機会が多くあると思います。これらは板書をする際に必要な活動になります。
そこで、教室では上記のようなプリントで練習を行っております。
①では、紙に書いてある文字をプリントに視写する練習を行います。
②では、職員が言った言葉をよく聞きプリントに聴写する練習を行います。
文字は学年やお子さんに合わせて調節していき少しずつカタカナや漢字、文字数等を増やしていくことができます。
視写の練習の中でも職員が書いている文字を目で追いながら書くといった練習にも取り組むことができます。追従性眼球運動、跳躍性眼球運動など板書をする際に大きく関わる眼球運動に繋げることができます。
また、職員の言葉を聞くという練習の中では話を聞くという「集中力」や「聞く力」を育てられます。
繰り返し行うことで、様々な力を身につけることができます。
教室では他にも
と、様々なレベルに合わせた内容を学習に取り入れています。
藤沢教室では、今後もお子さんに寄り添いながら苦手の克服に向けて教材教具の研究に努めていきたいと思います。