ちゃんと聞いている?ちゃんと見ている?
こんにちは、オレンジスクール東戸塚第3教室です。
本日は見たり聞いたりした情報を処理する「情報処理」についてです。
私たちは日常の中で、一気に多くのことを口頭で伝えられると「結局どういうことなんだろう」「何からすればよいのだろう」と少し立ち止まることがあるかと思います。
そのような時、私たちはメモをとること、相手に確認することをします。
お子様の中にも
・問題文を読んで理解すること(や、行間を読むこと)
・先生の話を聞いて指示通りにすること
・話を聞く、文を読む時に正しく解釈すること
・あいまいな表現を理解すること
・要点に着目すること
が苦手ということがあります。
今回はこのようなお子様への支援方法について紹介していきます。
■支援方法
上記のようなことに苦手感がある際は
①視覚的支援を行う
持ち物や一日のスケジュールを表にする、絵や図表を用いることや、説明をする時も書き示すことで情報をパッと理解しやすくするとともに、見返すことができるようにする。
②指示は具体的に、簡潔に一つずつ
一指示、一行動、イメージがわきやすいように伝える。
例)「勉強始めます」→「筆箱を出してね」「鉛筆を出してね」「まずは名前を書こう」
③あいまいな表現は使わない
例)「ちょっと待ってね」→「1分したら行くね」
④要点には色を付けて目立ちやすくする、要点を捉える練習をする。
問題のキーワードに印をつける、問題文の指示の情報を補うことで問題文を理解しやすくする。
問題文を指導員が読むときには要点をあえてゆっくり、はっきり読むことで強調させることで「ここが大事なところだ!」と意識しやすくする。
「聞き取りの練習」を行い、要点を捉える練習をする。
⑤必要でない情報は遮る
様々な情報に目や耳が行きやすいため、必要でない部分は他の紙や筆箱で隠す、イヤーマフで周囲の音を遮る、整った環境で過ごす。
ことが必要となります。
■オレンジスクールでは
オレンジスクールでも、その日の流れを掲示しておくことや、予定表作成を行うことで、視覚的に一日の流れを確認できるようにしています。
また、お子様への声掛けも簡潔に伝えることでスムーズに行動できるよう心がけています。
また、問題にも補助を入れることで取り組みやすくすること、必要に応じて聞き取りの練習を行うことを行っています。
■最後に
今回は「情報処理」をテーマに、困り感のあるお子様への支援方法を紹介いたしました。
しかしこれは困り感の有無に関係なく、相手にわかりやすく伝える、相手の話の理解を深めることにもつながることであると思います。
支援として行うこと、そして日常の中で意識していくだけでもきっと双方のやりとりがスムーズになりますので是非お試しください。
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お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第三教室
【TEL】045-392-4121
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【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚第三教室(横浜市戸塚区品濃町543-2つるや第2ビル2階)
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自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。