お買い物学習をしよう
8月の療育活動週間では、地域交流活動の一環として「お買い物活動」を行いました。
実際のお金を持参して、その金額以内でお買い物をするという活動で、それぞれ注意事項を確認しながら活動に取り組んでいきました。
実際のお買い物に行く前に
教室ではお買い物の活動をする前にお金について、学ぶ機会があります。
プリント学習の中で、お金の計算方法を学んだり、またその金額以内で指定されたものが買えるか・買えないかの判断をする学習など、お子様の苦手な部分を把握して、楽しく学ぶことができる教材を用意しています。
ただ楽しむだけでなく、考えながら買い物をする
今回はお買い物を経験するだけでなく、指定された品物の値段を調べてくるというミッションを遂行してもらいました。
普段ご家族でお買い物に行くことが多く、お子様自身が普段食べたりしている野菜などを購入する機会はないと思います。
そのため今ご自身が食べる機会のあるものがどれぐらいの値段なのかを予想していただき、実際にいくらで売っていたのかを現地調査してもらい、各日調べてきてもらう品物を変えながらおこないました。
トマトが調査対象の際には
「トマトって食べてるけど、1個の値段とか知らないかも…。」
「トマトって切って売ってるの?それとも丸いままなのかな?」
「トマトって種類がたくさんあるのかな?」
などその時々の品物にそれぞれ興味を持って、現地調査しに行くことができました。
ものの値段への興味・関心
実際に予想した金額よりも上回る金額だったお子様たちが多く、
「トマトって1個でこんな値段がするんだ。」
「1個売りでなく、まとめて買うと安いのかな?」
「トマトって言ってもたくさん種類があったな。」
と普段食卓に何気なく用意されているものがどれだけの金額がするかを理解し、また様々なことを考えてお買い物をしなければいけないことを学んだと感想を言ってくれる方もいらっしゃいました。
普段何気なく買い物をした際にもらったり、ご自宅で見たりしているレシートの見方についても学びました。
レシートには様々な情報が記載してあり、何時に買ったか、税金はいくらか、合計金額は、品物は、などそれぞれどこに何が書いてあるのかを学びました。
実際にレシートをまじまじと見たことがないお子様が多く、レシートには様々な情報が書かれていることがわかり、関心している様子が見られました。
実生活に基づく学びの機会を提供
オレンジスクールでは、実生活に基づく学びの場を提供できるように学習内容を検討しています。
お金の計算が難しい、実際のお金になると計算ができない、お買い物に1人で行くのが難しいなど
今回はお買い物に焦点を絞った内容となりましたが、お子様が抱えている困難について、保護者様からご共有いただき、それぞれに合った支援内容を検討させていただきます。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第2教室
【TEL】045-825-0222
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東戸塚第2教室の半径2Km以内には、東品濃小学校・川上北小学校・品濃小学校・平戸小学校・境木小学校・川上小学校・名瀬小学校・平戸台小学校・秋葉小学校・柏尾小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。