『入れて』を伝えてみよう
こんにちは。
オレンジスクールあざみ野教室です。
前回は、勝ち負けのある遊びについてブログでご紹介させていただきました。(りんく化させる)
お友達と遊べて楽しかったことや、負けて悔しかったこと、次は勝つぞ!と前向きな気持ちになれることなど、他者との遊びを通じて様々な気持ちに気づき成長できると良いですよね。
さて、今回はお友達と遊びたいけど、どんな風に声を掛けたら良いのか、どんな風に接したら良いのか、他者との関わりが苦手なお子さまへ向けた支援についてご紹介いたします。
『入れて』が言えない
- 『入れて』と言うタイミングそのものが未体験。
- おしゃべりはできるけど、改まって言うことは恥ずかしい。
- 今、話しかけていいのかわからない。
- 誰に話しかけたらいいのかわからない。
- 自分自身で「入れて欲しい」という気持ちがわかっていない。
お子さまによって、『入れて』と言えない理由は様々です。
どうして『入れて』が必要なの?
お友達との関係性次第では、「入れて」と言わなくても受け入れて貰える場合もあります。
ただし、関係性が築かれていない状態においては、必ずしも受け入れてもらえるとは限りません。
また、親しい間柄であっても『入れて』の一言が欲しい場合もありますね。
社会に出る頃には、『入れて』と同じような働きをする『最初の一声』が重要となる場面がどんどん増えます。
見本をみてみよう
教室では遊びの時間などを通じて、職員が『入れて』に関するやりとりを直接行ったり仲介したりします。
まずは、大人が見本を示すことで、『入れて』という言葉があることを知ることができますね。
はれて『入れて』もらえたら「入れて貰えて嬉しいね」と伝えることで、『入れて』と言うことで嬉しいことが起こることを経験します。
入れてを伝えてみよう
大人や他のお友達の見本を見た後は、実際に『入れて』を言いやすい場を設けます。
「入れて」を実際に言えた際には、達成感が持てるよう「入れて、を言えたね!」と声掛けを行います。
また、タイミングよく言えなかった場合も、「もう1回、先生と言ってみよう」と再チャレンジの機会を設けて、職員と一緒に言うことで負担を少し減らしたりします。
また「入れて」は声に出して伝えるだけではありません。
アイコンタクトをとってみたり、相手の肩にトントンと手をおいてみたり、『入れて欲しい気持ち』が相手に伝わる手段は決して言葉だけではなく様々にあります。
『入れて』のタイミングは一瞬の事でもあるため、ついつい大人が察して仲介してしまいがちではありますが、お子さまにあわせた『入れて』ができるよう今後も支援を行ってまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
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