整理整頓をしよう!
整理整頓が苦手な子
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学校の机の中がぐちゃぐちゃ…
出したものは出しっぱなし…
- リュックの中に必要のないプリントが沢山入っている…
- すぐにものがなくなる…
上記のようなことで、
つい子どもに怒ってしまうという保護者の方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
ADHDの子は、片付けが苦手、忘れっぽい
という特性をもっている子が多いです。
そのため、持ち物管理の方法を考えたり、
最低限の片付けルールを決めたりするなどの、
工夫やサポートが大切とされています。
今回は「どうして整理整頓が苦手なのか」
「整理整頓が苦手なお子さまへの支援」
について、お伝えしていきたいと思います。
どうして整理整頓が苦手なの?
ADHDの子どもが片付けできないのには、理由が存在します。
それは…
- 衝動性
- 注意散漫
- 記憶力の弱さ
- 判断力の弱さ
などの特性があるからです。
そして、脳の中を整理をするのが難しいと言われています。
脳の中を整理ができていない子は、片付けの仕方もわからず、
片付いていなくても、不快に感じない場合があるのです。
まずは、片づけられないことを責めずに、慣れないことは大人と一緒にやってみましょう。
そして、少しずつ自分でできることを増やしていきましょう。
大人は子どもが怠けて片付けないのではないことを理解し、対応していくことが大切です。
整理整頓をするための工夫
①仕切りを付けたり、何をしまえばよいか絵や名前を書く。
しまう場所を覚えておかなくても良いように,、ぱっと見て分かる工夫をしましょう。
一気に沢山の場所を決めると誰でも混乱してしまうので、まずは少しずつ置き場所を決めていきます。
②整理されていないことに気づかせ、できるだけ早く片付ける。
片付けるものが多く溜まっていると、どこから片づければよいか判断が難しく、気の遠くなる作業で面倒になります。
出来るだけ早く気付かせ、忘れないうちにその場ですぐに片づけるようにしましょう。
③物を捨てる基準を決める。
ADHDの子は「いる」「いらない」を判断するのが苦手です。
そのため、ものがどんどん増え、部屋が汚くなってしまうケースが多いです。
そうならないためには、物を捨てる基準を決めます。
「一つ買ったら、古いものは一つ捨てる」
「一か月使っていないものは捨てる」
など、相談して決めるのも良いでしょう。
整理整頓をはじめたら…
一緒に片付けをしているときには、叱らずに楽しい雰囲気を作るのがポイントです。
できるだけ楽しい気持ちを経験し積み重ねていくことが大切です。
そして、整理整頓が少しでもできたときには、
「言われる前に片付けられたね!」
「綺麗になって気持ちがいいね!」
などプラスの言葉掛けをするようにしましょう。
子どもはその言葉を聞き、
「自分でできた!」
「整理すると気持ちがいい!」
ということをより実感できます。
声掛けだけでなく、ご褒美をあげるのもよいです。
子どもが「できた!」「楽しい」「嬉しい」「気持ちがいい!」という気持ちを経験し、
自発的に整理整頓ができるようになれるようサポートしていきましょう!
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・意外なことで突然癇癪を起す
・不登校で勉強が遅れている
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス
オレンジスクール東戸塚教室
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【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。