「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日のピコ東戸塚教室(児童発達支援)

色に触れよう☆

冬になると、様々な色のイルミネーションが街中に広がっています。綺麗なイルミネーションを見るだけでも心が躍り、楽しい気持ちになりますね。

今回は、街中や日常生活の中でも触れる機会の多い、「色」をテーマにお話をしたいと思います。


色が与える影響とは

〇色彩感覚が育つ

色彩感覚とは、「色を感じ取る能力」「色を使いこなす能力」のことです。「色の濃淡」や「異なる色の違い」を感じ取れたり、使いこなせたりできるようになります。

〇感性が豊かになる

この色ならあの服に合いそうとイメージする等、自分の感覚を表現する能力が育てられます。

〇多面的な視野が育つ

幼児期に多くの色を見て育った子どもは、物の微妙な違いを観察する力が付きます。例えば空の色を塗る時に、青一色で塗りつぶすのではなく、水色も使ってグラデーションにしたり、雲を付け足したりとアレンジして表現する等、想像して多面的に表現することができるようになります。物事を多面的に見ることは、「問題を解決する」「相手の気持ちをくむ」等の生きていく上での大きな助けになるものです。

それでは、実際にオレンジスクールピコ東戸塚教室で行なっている活動をご紹介いたします。


色集めゲーム

教室内を歩き、指導員が指定した色のものを探してもらうゲームです。果物や野菜等の壁面、身近に目にすることの多いものの壁面を用意することで、身近にどんな色があるのか知ってもらえるよう配慮しています。

壁面以外でも、ご自身が履いてきた靴や服、使っていたクレヨンの中から探してくれるお子様もいらっしゃいました。1つ見つけて教えてくれた後に、他にもないか探してくれたり、色々見つけてから教えに来てくれたりと、お子様によって様々でした。どのお子様も楽しそうに、一生懸命探す姿が見られました。指導員に見つけたものを伝える際には、「いちごが赤色です」等、文章にして伝える練習もしています。


信号ゲーム

こちらは交通ルールを知ることもねらいとして行なっています。身近にある信号には、赤は止まる、青は進むという色自体が大切な意味を持っています。信号の色の意味を知ることで、ご自身の身を守ることにも繋がっています。

当教室で行なったゲームでは、青は1歩進む黄色はキョロキョロ周りを見る赤は座るというルールで取り組んでいます。ルール説明の際に、交通ルールも合わせて伝えることで、信号の色の意味への理解も促しています。

最初は動きのイラストがついているボードを見せながら行なっています。慣れてきたら信号のイラストのみのボードを見せることで、色に合わせた動きを記憶し、それを行動に移す練習をしています。

実際にゲームに取り組んでみると、交通ルールをよく理解できているお子様も多かったです。ゲームのルールもすぐに理解できており、しっかりと信号の色を意識して行動に移せていました。青は進んでいいこと、赤は止まることが理解できるよう、動きもそれに合わせたものにすることで、お子様たちも交通ルールと合わせて理解しやすいものになったのだと思います。


工作活動

毎月の工作活動では、お子様に好きな色を選んでもらう機会を設けることが多いです。12月の工作では、クリスマスツリーに飾り付ける星の色を選んでもらいました。

自分で選択することが苦手なお子様には、2択にして聞いたり、実際に当てはめてどういう雰囲気になるか見てもらったりすることで、選ぶことへのお手伝いをしています。


まとめ

上記のような活動を、一斉活動として取り組んでいます。また日々の学習の中でも、赤色の仲間を集めるプリント等を用意し、色に触れる機会を作ることもあります。楽しく学べるよう、様々な工夫をしながら取り組むことを心掛けています。

今年も子ども達の多くの笑顔と成長を見ることができました。これからも少しでも成長の手助けができるよう、日々の支援を工夫していきたいと思っています。来年もどうぞよろしくお願いいたします(^^)

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「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。

Y.H

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