時間の概念を身につけましょう!!
こんにちは、オレンジスクールピコ溝ノ口教室です。
今日も良い天気に恵まれ、お隣にある保育園の園児たちが元気よくお外で遊ぶ声が聞こえてきて、とても嬉しい気持ちになりました!!
やっぱり、子どもは元気が一番ですね!!
さて、本日は毎日過ごす「時間」についてお話したいと思います。
時間の概念
発達に遅れがあるお子さまは、幼児期から中学生頃まで時間の概念がなかなか掴めない子がいます。
何時、何分、5分前、10分後、今日、明日、昨日などの言葉が分からず、
パニックを起こしてしまったり、見通しを立てて行動することが苦手なところがあります。
時計の読み方については小学2年生頃から詳しく学んでいくため、幼児期に時計を読めなくても全然問題ありません。
しかし、保育園や幼稚園に通っていると先を見通した行動や集団で行動するための時間感覚が必然的に必要になってきます。
そして小学校に入学すると、全て時間で一日の活動が組み立てられています。
時計は読めずとも、時間の概念を身につけておくことは非常に大切です。
就学までに身につけたい時間感覚
優先順位を考えた行動がとれるようにしよう!
時間配分が難しく、時間を自分で管理するのが苦手な子は、
優先順位をつけずにどれも同じ程度の感覚で行動してしまいます。
非定型のお子さまは、「ゲームをする時間」と「勉強をする時間」は同じ感覚を
持っている子が多いため、「ゲームは娯楽の時間」、「学習は真剣に取り組む時間」という時間の概念を定着させてあげなければいけません。
小学校に入学し、宿題をやらなければならない時に、
「急いで宿題をやりなさい。」
と伝えても急いでやらなければいけないことが理解できず、癇癪を起してしまったりします。
だからこそ、幼児期から
・優先順位を考えた行動
・先を見通した行動
が定着できるように、支援してあげることが大切ですね。
ピコが行う支援
〇スケジュール表
先を見通した行動や切り替えが上手にできるように
訓練前に必ず指導員と一緒にスケジュールを組み立てます。
お子さまの意見を尊重しながら、お子さまに合った時間配分で学習したり、遊びを通した療育を取り入れたりして、組み立てたスケジュールに沿って訓練を進めていきます。
なかなか上手に字が書けないお子さまには、タスクカードを用いてスケジュールを組み立てていきます。
〇ふんぷんクロック
時計が読めないお子さまが多い幼児期に無理に時計を読ませようとしてもお子さまの負担になってしまいます。
ピコでは、長い針と短い針がどこの数字を指してあるかが一目でわかる時計を使い、お子さまの時間感覚を養っていきます。
自分の失敗を恐れていたり、間違えることが不安で理解していてもなかなか行動に移せないお子さまも多いです。
そんなお子さまが時間の概念を理解し、目標達成やそのスケジュール通りに行動することができる達成感を味わえるようにさせてあげたいと思っております。
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児童発達支援 オレンジスクールピコ 溝ノ口教室
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高津区(久本・坂戸・末長・北見方・諏訪・溝口・下作延)・宮前区・中原区・多摩区 「知能×社会生活能力」の発達支援により、入学・就学前の準備にむけて、子どもが苦手としている能力の成長を促す発達支援を提供いたします。