2歳からの療育~療育プログラム編~
こんにちは(*^-^*)
オレンジスクールピコ溝ノ口教室です!
いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます(^^)
今回は前回のブログの続き、2歳~4歳頃のお子さまを対象とした療育プログラムについてお話させていただきます。
認知能力と非認知能力という言葉を聞いたことがありますか?
お子さまの成長過程で、保護者様が一番気になる点ではないかと思います。
もちろんどちらの力も身につけてほしい力ですよね。
しかし、認知能力は1歳~4歳までの間に必ず身につけなくてはならない力ではありません。
反対に幼児期には、非認知能力を養うことが重要とされています。
非認知能力とは、「テスト」や「学習」を通して身につけることのできない力。
つまり、生きていくために必要な力のことを非認知能力と言います。
巧緻性から身に付く忍耐力
細かい作業には、忍耐力と根気強さが重要になってきます。
しかし、そればかりに焦点を当てたトレーニングをしてしまうと、お子さまの集中も続かず、小さなお子さまにも負担になってしまいます。
当教室では、「遊び」の延長からトレーニングができるような教材を用意しています。
★洗濯ばさみパッチン
上記の写真は、洗濯ばさみを使って、力加減を調整する力や指先の動かし方を養う教材です。
上手に洗濯ばさみをつけられると、可愛い動物が完成します。
完成した動物を見て、子どもたちも動物の名前を覚えたり、どこに住んでいる動物なのかを
指導員とのお話を通して、学ぶことができます。
力加減の調整が上手になると、おもちゃも乱暴に使わなくなったり、おもちゃを大切に使わなければいけないという気持ちも芽生えてきます。
また指先の動かし方を学ぶことで、鉛筆の持ち方や筆圧の強化にもつながります。
ソーシャルスキルから身につく社会性
①表情の選択
上記の写真にあるように、お子さま一人ひとりに2種類の表情カードを渡し、
指導員が出した場面の絵カードを見て、どちらの表情が正しいのかを子どもたちに選択をしてもらいます。
正しい表情を選択できたお友達には、ごほうびカードに“がんばったねシール”を貼り、
「できているんだ!」「間違っていないんだ!」という達成感を「見える化」して感じてもらいます。
②声の大きさ調整
まだ、小さなお子さまには、小さい声や大きい声の調整が難しいのは当然のことです。
しかし、集団生活を送っていくためには、TPOに合わせた声の大きさを調整していかなければなりません。
こちらの教材も小さなお子さまでも場面の状況が分かるような絵カードを使用して学習していきます。
実際にその大きさでお話をしたりすることはまだ難しいお子さまも、
場面を見て、どの大きさの声でお話をしなければいけないということ知っておくことが大切です。
実践するまでには時間がかかるかもしれませんが、
繰り返し伝えていくことで、子どもたちは自然と定着していきます。
そして、上手にできた時は、その頑張りや正解を認めてあげることが大切です。
まとめ
まだ小さなお子さまですが、今から少しずつ非認知能力を身につけていき、自立心の基盤を作っていきながら
集団生活を過ごす上で、困らないような能力を育んでいってほしいと思います。
今回は溝ノ口教室で実際に取り組んでいる療育プログラムの一部を
ご紹介させていただきました。
お子さまの成長でお困りのこと、子育てについて悩んでいることがございましたらお気軽にご相談ください!
体験・見学は随時受け付けております。
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