休憩の上手な取り方
こんにちは
オレンジスクール鶴見教室です。
夜がぐんと冷えてきましたね。体調崩さないようお気を付けください。また運動会があった学校も多いかと思います。結果はいかがだったでしょうか。運動も学習するうえでは非常に大事ですので、お子さまの遊びや体育などのお話もお家でしていただけたらと思います。
今回は休憩のお話です。
学習をしているとお子さまの集中力は一旦高まり、段々と低下していきます。
その時には「一回休憩しようか」と鶴見教室でも声をかけます。
特につまづいている単元での学習ではお子さまの思考が煮詰まってしまい、体力は使うし、内容は入ってこないしで効率が下がります。
またお子さまによっては一気に終わらせたい気持ちになっていることもありますので声をかけるタイミングも重要です。休憩と言っても調整する支援が必要な場合があります。
お子さまに合わせた「休憩」の促し
学習などでは、25分間につき5分間の休憩を入れると効率がいいとされます。
鶴見教室は、これを基準にしつつお子さまの体力的に頑張れる範囲を見て休憩の声をかけます。
大きく分けて
①問題単位
②プリント単位
③時間単位
などで休憩を設けております。
具体的には
①問題単位
「問5まで終わったら休憩時間にしようか」「漢字が終わったら休憩ね」など問題で区切ります。集中力が切れてきたことが分かった時にとっさに使える声掛けです。また集中力が続かないお子さま向けに細かく設定する事が出来ます。
②プリント単位
「国語のプリント終わったら休憩しようか」「プリント3枚終わったら休憩しようか」などプリントの枚数や種類によって区切ります。
ある程度見通しの立つお子さまには分かり易い指標となります。
③時間単位
「16:10から休憩ね」「今から5分休憩ね」「長い針が6から7まで休憩ね」など時間で区切ります。こちらは数字が読めるお子さまから、時間の概念が身についているお子さままで幅広く使える指標です。
タイマーを使えばお子さまも「ベルが鳴るまで確認の必要がない」という安心感がありゆっくり休憩出来ます。
休憩方法
丁度いい休憩とはなにすればいいのでしょうか
・水を飲む
・教室を一周する
・絵を書く(メモ帳くらいの大きさにとどめておく)
・簡単なゲーム(じゃんけん、あっち向いてほい、6枚神経衰弱等)
同じ姿勢で、脳内はフル活動していたので出来るだけ何も考えない状態や血液の循環を促すようなものを提示します。
上記の「6枚神経衰弱」などは「遊び」を入れることで、脳内を学習から切り離すことが出来ます(ただし短時間でまた切り替えられるものが良いです)。
色々な事例
お話が好きなお子さまに関しては
学習(5分)→休憩「お話の時間」(1分)→学習(5分)→休憩「お話の時間」(1分)を繰り返していくとリズムが付きやすいです。また「お話する時間」は必ず決めた時間だけ取るようにしましょう。大人やお子さまのその時の気分で長くなったり短くなったりすると、リズム付けが難しいです。
最初に話した一気に学習を終わらせたいタイプのお子さまに対しては
「先生水飲んでくるから」「鉛筆削ってくるから」と大人の方から離れます。
「その間休憩ね」「その間お水飲んで待ってて」と声を掛けておくとお子さまも一息入れやすいです。5分以上離れる場合は、お子さまも見通しが立ちづらいので短い時間で戻るようにしておきましょう。
最後に
適度な休憩は学習の効率をぐっと上げてくれます。またそれが身に着くとお子さま自身で休憩をとれるようになります。なかには「休憩ってなにするの?」など手が空いた時に何をしていいのか分からないお子さまもいらっしゃいますので、休憩する訓練も将来に向けてはとても必要です。
さらに重要な点としては、体力の少し残っている状態で休憩に入ることが重要です。ガス欠になったところから気持ちを回復させるより、少しゆとりのあるくらいで休憩を促した方が、リフレッシュの効果は大きいです。
お子さまの学習やコミュニケーションに悩みを抱えていることなどありましたら、お気軽にご相談下さい。
今後も子どもたちにとってよりよいサービスを提供できるよう引き続き精進してまいります。よろしくお願いします。
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