見て分かる!視覚支援
先日までは春の穏やかな陽気に包まれていましたが、最近は初夏のような日差しの強い日が増えてきましたね。
この時期は修学旅行や運動会などの行事が予定されている学校も多いようで、「~に行くんだ」「~の練習をしています」とお話してくれます^^
さて、今回は東戸塚教室での視覚支援についてご紹介したいと思います。
構造化と視覚支援
自閉症スペクトラムの傾向のあるお子さんは、「何が起きているか」「この後、何が起きるか」「自分は何をすればいいか」が明確にされていない場合、状況理解ができずに混乱してしまうことがあります。
そのため、「構造化」(=情報を整理して分かりやすくする)という手法を用いて環境を整理することで、状況理解を容易にします。
その「構造化」の1つの手法として「視覚支援」が活用されます。
指示や、意思表示をイラストや写真を使って行うことでコミュニケーションを取りやすくしたり、状況整理したりすることができます。
教室の中の視覚支援
東戸塚教室では、以下のような視覚支援を行っています。
〇活動選択カード
療育の時間に何をするか決められなかったり、指導員に伝えることが難しかったりということがあります。
そのようなときにカードを使用することで「選択して伝える」ことのハードルを下げ、ご自身で選択をしやすい状況になります。
選択肢が分かりやすく、何をしたいのかを指すこともできるのでしたいことを伝えやすいですね。
〇収納場所
それぞれのおもちゃが収納されている箇所に写真を貼り、何がどこにあるのかを明確にしています。
「右から2つめの箱にしまってください」などと言葉で伝えるよりも分かりやすいですし、取り出すときも自分の遊びたいおもちゃがどこにあるのかすぐに見つかります!
〇声の大きさ表
「もう少し小さい声で話そう」と伝えても、お子さんにとっては「もう少し」が分かりにくいことがあります。
「今は5の大きさだから、3の大きさにしよう」と具体的に伝えてあげると効果的です。
いかがでしょうか。
視覚支援によって意思を伝えることやコミュニケーションをとることのハードルが下がり、不安感を減少し安心して活動することができます。
学習支援やSSTももちろん大切ですが、なにより安心して過ごせることが大切ですよね。
これからもお子さんが安心して過ごせる環境づくりに努めて参ります!
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- ・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・周囲が気になり集中できない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・文章を拾い読みしてしまう・意外なことで突然癇癪を起す
・言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
・不登校で勉強が遅れている
・整理整頓が苦手
・朝の準備に時間がかかる
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室
【TEL】045-828-5667
【MAIL】higashitotsuka@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚
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東戸塚教室の半径2Km以内には、東品濃小学校・川上北小学校・品濃小学校・平戸小学校境木小学校・川上小学校・名瀬小学校・平戸台小学校・秋葉小学校・柏尾小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。