漢字の学習が苦手な子への支援
こんにちは!オレンジスクール鶴見教室です。
徐々に暖かくなり春の気配が近づいてきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
子どもたちは、気温の上昇とともにますます元気になっています。職員もそれに応えるべく、日々頑張っております。
本日は、鶴見教室の学習支援の様子についてご紹介します。
漢字が苦手な子
発達に困難がある子の中には、漢字の学習が苦手な子がいます。
理由としては、
- 「目で見た情報を処理する力が低く、何度漢字を見ても覚えられない」
- 「不器用さがあるので、正しい形の字が書けず覚えられない」
- 「記憶力の困難があり、覚えてもすぐに忘れてしまう」
など、様々な困り感をもっている場合があります。
しかし、漢字の力は語彙力と直結しており、適切に定着していかないと日常生活や対人関係にも影響が出るケースがあります。よって、子どもにあった学習方法を見つけて、支援をすることは子どもの成長・発達にとって非常に重要です。
具体的な支援
漢字の学習支援は様々な方法がありますが、本日は「漢字パズル」を使った支援を紹介します。
漢字は10種類のパーツで、ほぼつくることができます。そこで漢字パズルではその特性を使い、学習する漢字をまずパーツで作ってみる、という活動を行います。
例:兄は5つのパーツからできています。
漢字が苦手な子の中には、書くのが嫌いになってしまった子もいます。しかし、パーツを動かすだけであれば、抵抗なく活動することができます。
作っていくうちに、「ここ同じだ!」と共通点や似ている部分を見つけて漢字に親しんでいく様子も見られます。そうして、漢字を覚えることができると成功体験となり、学習に対する意欲も上がっていくのです。
漢字の勉強と聞くと「書く」という方法を第一に考えてしまいます。しかし、学習の方法はそれ以外にもたくさんあります。子どもの得意不得意にあった多様な学習方法を提示するため、日々情報を集めて支援の質の向上につなげてまいります。
最後に
来年度の入学を控えたお子さまのご家庭からも、ありがたいことに多くのお問い合わせをいただいております。
日常生活での不安なことや、その子に合う学習方法が他にあるのでは?と言ったご相談も多く寄せられ、日々の活動の中で使えた支援内容は面談などでご家庭とも共有させていただいております。
アーカイブをご覧になっていただくと、教科書やプリント学習以外にも、遊びを学習としての見方を書いたものもございますので、是非ご覧になってみてください。
いよいよ新小学1年生になられるご家庭も、進級を控えたご家庭も子どもの不安や高揚が高まり落ち着きがなくなる時期になってまいります。何かありましたらお気兼ねなくご連絡ください。
今後もお子様に合わせて色々な学習や遊びを通したサポートを提供していきますのでよろしくお願いします。
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オレンジスクール鶴見教室では学習支援×療育支援を行っています。
お子さまの学習やコミュニケーションに悩みを抱えているなどありましたらお気軽にご相談下さい。
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