学習時間にタイマーを活用しよう!
こんにちは、オレンジスクール東戸塚第三教室です。
4月になり、東戸塚第三教室は開室から一年となりました。これも日々ご理解とご協力をいただける皆様のおかげです。職員一同自己研鑽に努め、よりよい支援を行っていきたいと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
さて、進級や進学を迎え、昨年度以上に学習に力を入れようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家庭での学習について「なんだかだらけてしまう」「集中力が続かない」そんな声を聞くことがあります。学校や教室と違って気持ちの休まる場所であるご自宅では、ついつい気が抜けてしまうことと思います。
そこで、今回は「タイマーの活用について」ご紹介します。
タイマーを使う効果
タイマーを使用した学習方法について、一度は聞いたり試したりしたことがある方もいることだと思います。タイマーの使用は、目に見えない時間を視覚化することに繋がります。
発達障害のお子様の中には、様々な不安や苦手を抱えている子がいます。
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・先の見通しが持てないことが不安
・曖昧な表現では理解ができない
・集中力に波があり、集中すると途中で活動をやめられない
タイマーを使った時間の視覚化は、それらのサポートをします。
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・先の見通しが持てることで、活動をやめたり始めたりできる
・どれぐらい時間が残っているか(経ったか)が、目で見て分かる
・次の活動に移るまでの心の準備がしやすくなる
学習時間の使用例
教室では、実際にタイマーを取り入れた学習を行っているお子様もいます。
◆カウントダウン
予め時間を設定することによって、限られた時間で集中して取り組むことができます。また、「この時間でこれくらいの量に取り組める」という見通しが持てるようになります。
◆タイムトライアル
1枚のプリントにかかる時間を測ることで、集中力が継続するようになります。タイムの更新を目指すなどゲーム感覚で取り組むことによって、モチベーションを高めることや楽しんで挑戦することにも繋がります。
勉強をする時間だけではなく、休憩をする時間を測ることもあります。「学習」と「休憩」という時間の区切りを明確にすることで、メリハリをつけて取り組めます。
その他の場面での活用
学習以外の時間でも、行動の切り替えにタイマーを活用することができます。
予め時間を決めていても、ゲームやテレビ等好きなことをする時間を終わりにするのはなかなか難しいことです。そんな場面でも、タイマーを使って残り時間を目で見える形にすることで、次の行動に気持ちを切り替えるための準備時間を作ることに繋がります。
おわりに
今回は「タイマーの活用について」のお話をさせていただきました。
時計が読めなくても、数字が分かれば早い段階からタイマーを取り入れることは可能です。また、砂時計形式のものなら、数字が分からなくても大丈夫です。百円ショップにも様々な種類の物がありますので、使いやすいものを探してみてください。
お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第三教室
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【MAIL】higashitotsuka3@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚第三教室(横浜市戸塚区品濃町543-2つるや第2ビル2階)
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自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。