スムーズに次の行動にうつるには?
今回は「スムーズに次の行動にうつるには?」というテーマでお話したいと思います。
ご家庭でも次の予定があるのに、
- 何度、声をかけても遊びをやめられない…
- 完成するまで、製作をやめられない…
お困りだという方も多いと思います。
きっとその子も行動をコントロール出来ず、困っているでしょう。
先ほど挙げた例のように
終了時間になっても、活動を途中で切り上げることが出来ない子。
声をかけても気が付かないほど活動に没頭している子。
そのような子は、注意をコントロールすることが苦手なので、集中することが難しかったり、集中して周囲の声が聞こえなくなったりしている場合が多いです。
とくにこだわりの強い子は、終了時間に気づいても「最後までやりたい」という気持ちが強いため、活動をやめることが出来ません。
また、どこまでやればよいかイメージができないため、声をかけられてもやめられないこともあります。
活動の切り替えを分かりやすく伝えよう!
- 活動の終了時刻を視覚的に、わかりやすく提示する
- 活動の手順や、具体的な行動をわかりやすく提示する
活動の前に、終了時間を示した時計や次の行動を表すイラストや文字を見せて、予定を伝えましょう。
オレンジスクールでは到着してすぐに、先生と相談しながら予定表を書いていただいています。
オレンジスクールの予定表には、時計のイラストが描かれています。
ご自身で時間や時計の針を記入することで、より頭に予定が頭に入りやすくなります。
もし終わらなかったら?不安を取り除こう!
活動開始前に、もしも時間までに終わらなかったらどうするか相談し、その手順について合意しておくことが大切です。
「大切にしまっておくから、次にオレンジスクールに来た時にやろうね!」などと 安心できるように声掛けをしましょう。
終了時間の前に予告しよう!
終了時間までの時間を口頭で伝えたり、タイマーで教えたりしましょう!
集中しすぎて気が付かない子には、そばに行って、後何分で終わるか伝えることが必要です。
タイマーなどで残り時間を示し、「あと〇分だね」と伝えると、よりわかりやすいです。
タイマーを使うと、時計の読めない子でも音が鳴るため、時間になった気が付くことが出来ます。
まとめ
活動をやめられない理由は様々ですが、注意や集中をコントロールすることが苦手である場合が多いです。
大人はできるだけ、そのことを理解して、気持ちが切り換えやすい環境を整ええるなど、支援することが大切です。
そして、作業を切り上げることが出来た時には、しっかり評価し、沢山誉めてあげましょう!!
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- ・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
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