「療育×学習」「療育×発達」により、一人ひとりに寄り添った支援・教育を行います。

オレンジスクール

今日のピコ東戸塚教室(児童発達支援)

ふわふわ言葉を知ろう!

今回は、<ふわふわ言葉>についてご紹介いたします。

ふわふわ言葉とは「ありがとう。」「すごいね!」「かっこいいね!」「一緒に遊ぼう!」など、言われたら嬉しくなる言葉のことを言います。

ふわふわ言葉の反対に「ちくちく言葉」というものがあります。ちくちく言葉とは「あっち行け!」「うるさい!」「一緒に遊ばない!」など、言われたら悲しくなる言葉のことを言います。

ちくちく言葉ではなくふわふわ言葉を使ってお話ができたらとても素敵ですよね。

しかし、お子さまの中には相手の気持ちを汲み取るのが苦手であったり、自分の気持ちをコントロールするのが苦手であることから、ついちくちく言葉を言ってしまうお子さまもいらっしゃいます。ちくちく言葉を減らすためには、ふわふわ言葉をたくさん知ることが大切です。オレンジスクールピコ東戸塚教室でも、たくさんのふわふわ言葉を知ってもらう機会を作っています。

 

SSTの活動紹介

今月のSST(ソーシャルスキルトレーニング)の時間では、<ふわふわ言葉を知ろう!>というテーマで活動をしました。

内容としては、下記のように進めていきました。

①ふわふわ言葉は、言われたら嬉しくなる言葉であることを伝える。

…今回はあえてちくちく言葉には触れず、ふわふわ言葉についてのみ学んでいきました。

 

②言われたら嬉しくなる言葉は、どんな言葉か考える。

…「ありがとうとか大好きとか!」とたくさん答えてくれるお子さまもいらっしゃいましたが、中には「うーん」となかなか思いつかないお子さまもいらっしゃいました。そのようなお子さまには「ありがとう!とか、かっこいいね!とかがあるよ。」とこちらから伝えています。

 

③様々な場面を想定し、「こんな時なんて言ったらいいかな?」と考える。

…「お友達が転んじゃったら」「プレゼント貰ったら」「お友達とぶつかっちゃったら」など、様々な場面を想定し、実際に言葉を言う練習をしました。

「絆創膏あげる!」など、言葉だけでなく優しい行動も考えて伝えてくれるお子さまもいらっしゃいました。

 

声掛けもふわふわ言葉で♪

ふわふわ言葉はお子さまだけでなく、大人もたくさん使っていくことが大切です。例えば、「だめ!」「○○しなさい」等の言葉はちくちく言葉です。私たちはお子さまが好ましくない行動をした時、「これはやってよかったかな?」「どうしたらよかったかな?」と自分で考えるきっかけを作ってあげられるようなふわふわ言葉を使って接することを心掛けています。

もちろんお子さまが頑張っている時やかっこいい行動ができた時にも、たくさんのふわふわ言葉を使って声掛けをし、お子さまが自信を持って活動し意欲を伸ばしていけるようサポートしています。

ご家庭でもぜひ、お子さまにふわふわ言葉をたくさんかけてあげてくださいね^^

 

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