ひらがなを習得しよう!
こんにちは、オレンジスクール藤沢教室です!
まだまだ暑い日々が続きそうですが、いかがお過ごしでしょうか。
夏休みが終わるということで、お子さんたちは学校が楽しみな気持ちと休みが終わってほしくない気持ちがそれぞれあるようです。
さて今回は、藤沢教室での学習の中から「ひらがなの習得」についてお話ししていきます。
ひらがなの習得のタイミング
小学校1年生で学習するひらがなですが、実際は就学前に習得していることが多いとされています。
習得には個人差があり、学校の先生もそれを十分に理解されていますが、小学校の学習では「見て書き写す:視写」「聞いたことを書き表す:聴写」「自分の意見や感想を書いて表す」といった書く活動が様々あります。
藤沢教室で行っているひらがなの学習の手順と必要な能力についてご紹介していきます。
①書く力
まずはなぞり書きの練習をします。
形を把握して、書くことに慣れていきます。ボディイメージを養うことで、正しくひらがなを認識していくことにも繋がります。
②見る力
なぞり書きを練習した後には視写の練習をします。
お手本を見て書く、という作業を繰り返すことで正しい形で認識するだけでなく、目で見て手を動かす協応作業にも関わってきます。
文字を正しく捉えられないと、鏡文字になってしまったり、斜めの線や曲線が表現できません。
藤沢教室ではこのようなプリントを使って、プリント1枚の中でターゲットを2文字に絞って「なぞり書き」「写し書き」を練習しています。
③聞く力
ひらがなをなぞって書く、写して書くことはできても読むことができなければ、書かれた文の内容を理解することができません。
聞いて理解するには「音と形のマッチング」ができる必要があります。
多くのお子さんは言葉を発することや聞き取ることはできるので、カードを用いて目で見た情報と耳で聞いた情報を一致させていく練習をしていきます。
例えば、形の似ている形など「れ・わ」や、音が似ている「わ・ら」を並べた中から「”わ”はどれでしょう」と出題することで、視覚での認識と音声でのマッチングを練習しています。
④覚える力
学校で板書をする際には「黒板を見て、書き写す」作業が必要ですが、そのためには必要な記憶を一時的に保持しておくワーキングメモリが必要となります。
指示された言葉を書く練習をすることで、さらにひらがなの定着を図ることができます。
これはカタカナの習得でも同じステップで、練習することができます。
藤沢教室では、指導員が読み上げた単語を聞き取って書き取る練習もしています。記憶を保持する力、それを思い起こす力を養うことができます。
このように、指導員が声で出題し、耳から入った情報を処理して、形を思い出して書き出すという作業をすることでワーキングメモリを使った練習を行っています。
最後に
ひらがなの習得は生活に必要不可欠ですが、まずは本人が興味を持つことやそのきっかけが大切です。
その他の学習内容でも、お子さんの学習意欲を伸ばせるような環境を用意していければと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール藤沢教室
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