遊びから学習への切り替え
こんにちは、オレンジスクールあざみ野教室です。
早いもので、夏休みの半分が終わろうとしています。
子どもたちからは「宿題のドリルがもうすぐ終わりそう!」「まだ半分も宿題終わってないよ~」と宿題の進み具合についての声が聞こえてきます。
今回は遊びから学習への切り替えが難しいお子さまへの教室での支援方法をご紹介させていただきます。
遊びの時間から学習の時間になったとき「まだ遊んでいたい!」という気持ちが強く、なかなか学習に取り組めないお子さまもいらっしゃいます。
「あと〇分で片付けの時間だね」
楽しく遊んでいる最中に「もう片付けの時間だ!」と突然遊びを中断されるのは、誰でも嫌なことだと思います。
時計を見て、時間を気にしながら遊んでいる子は、心の中で「あと〇分遊べるから、あと1回やったら終わりかな」と予測しながら遊ぶことができますが、そうでない子にとっては「今いいところだったのに!」という気持ちになってしまいます。
「遊びの時間、あと10分か~」「あと5分したら片付けだからもう一回できるかな?」など、さりげなく遊びの時間があと何分かを伝えています。
遊びながら片付ける
「もうじき片付けの時間だね」と伝えていても、いざ片付けの時間になると「片付けたくない!」と言うお子さまもいらっしゃいます。
魚釣りをしていたときに「釣った魚から袋に入れていこう!」と提案することで、魚釣りが終わったときには片付けも終わっているという状態になっています。
片付けることに抵抗があるお子さまには、遊びながら片付けをし、スムーズに学習机に向かえるように支援しています。
学習机まで玩具を持って行く
遊びのスペースから学習机に行くことが難しいお子さまは、その子が好きな人形や玩具を机まで持って行っています。
「じゃあ、くま君(人形)と一緒に行こう」と声を掛けることで、人形のくま君と手を繋ぎ、学習机に向かうことができています。
「くま君が〇〇くんのこと、応援してるよ!」と伝えることで「くま君応援よろしく~!」と声を掛け、くま君に見守ってもらうことで学習に取り組むことができています。
学習机に玩具があると遊んでしまうお子さまは、机の上までは持って行かず、手には届かない視界に入るところに置き「このプリント終わったら続きやろう」と声を掛けています。
今回は、遊びから学習への切り替えが難しいお子さまへの支援方法をご紹介させていただきました。
これからも、お子さま一人ひとりの気持ちを考え、寄り添った支援ができるよう努めてまいります。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクールあざみ野教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。まずは、市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます