植物は太陽に向かって伸びる~”学び”について
5月。緑が深まり、過ごしやすい季節になりましたね。
開校したてほやほやのオレンジスクール東戸塚第3教室では、日々新しい顔ぶれが揃い、少しずつではありますがにぎわってきました。
通われるお子様方が「早くosに行きたい!」と思えるような教室や活動を、日々試行錯誤しています。
本日は、「学ぶこと」についてお話します。
さて、「学ぶ」と聞いた時、子供と大人、まず最初どちらをイメージしますか?
学びの自立を「支え、援助する」ために
osでは、利用初期のころは多様な教材を用意し、お子様の現在の「学び力」を観察します。挑戦する課題の範囲を広くすることで、お子様が注目し前向きに取り組む課題はどういった教材なのか知ることができます。
安心して挑戦できる教材を分析することで、そのお子様に合った教材の特徴や要素を検討し準備していきます。お子様が大切にしたい感覚に働きかけていくことが、「自らの成長に手を伸ばす」ことに繋がるのです。
学習に「苦」「痛」は存在しない
学習は経験。そしてその経験が本人にとって学習になるかどうかということは、そのお子様の物事の認知能力の発達段階によります。
経験を積むことは大切なことです。それは、後々「あ、これ知ってる!」「やったことある!」と予測できる場面が増えるから。「わかる!」という思いは、「楽しい!」に繋がる可能性がぐんと高くなります。
しかし、自分の中できちんとイメージできていない場面を、「覚えて!」「もう一回やって!」「予測して!」と言われても、すぐには実行できない。うまく実行できない(しない)と、「どうしてやらないの(できないの)?」と言われてしまう…
そうして積み重ねられる学習時間は、苦しくてつらい経験として認識されます。
”学ぶ”の語源は、”真似ぶ”であるという一説があります。何度でも何度でも、安心して取り組めるよう学び方の見本を支援者側が示すこと。真似は、安心して学べるという経験になるのです。
大人が子供を”学ぶ”
自分のお子様が「発達障害」と聞いて、「ショックを受けた」「ばれたくない」と話す方も少なくありません。
障害とは、「個人と環境の間にあるもの」です。車いすに乗っている人にとって、階段は「障害」です。人を変えるのではなく、環境を変えれば、「障害」ではなくなります。
子供の成長の第一歩は、大人が子供について学んだことを、子供に活かすこと。「自らの成長に手を伸ばす」のは、子供だけが必要なものではありません。それは、社会全体が意識しなければならないことだと考えています。
お子様の「理解者」が増えることが、お子様が自分自身を「理解」することに繋がるのです。
お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第三教室
【TEL】045-392-4121
【MAIL】higashitotsuka3@orangeschool.jp
【お問い合わせ】 放課後等デイサービス オレンジスクール 東戸塚第三教室
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東戸塚第三教室の半径2Km以内には、東品濃小学校・川上北小学校・品濃小学校・平戸小学校境木小学校・川上小学校・名瀬小学校・平戸台小学校・秋葉小学校・柏尾小学校があります。
自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。