書く力をつけよう
こんにちは!オレンジスクール鶴見教室です。季節は春ですが、まだまだ寒い日が続いたりと気温が不安定ですね。皆様体調にはお気を付けください。
三月は新学期の準備や受験発表など教室に通っている子供たちにとって生活の変化が近づくこともあり、少しそわそわした様子が伺えます。また、これから「兄弟/友達が入学するんだ!」など喜ばしいご報告も耳に入ります。
さて、小学校に入学して一番変化があるのは「書く」という動作が格段に増えてくることではないでしょうか。毎日ノートに学習内容をまとめたりテスト用紙に答えを書いたりと、毎日沢山文字を書いています。本日はその「書く」についてお話しさせて頂きたいと思います。
どうして「書く力」は必要?
日本では年々IT化が進んでおり、昨今では書類や資料などはWordで作成することが主流なっています。学校教育でも情報活用能力の育成・ICT活用教育の促進でPC、タブレットでの授業が導入されつつさります。しかし、基本的に板書はノートでとることが多く、テストや受験などで臨む小論文や作文など大切な場面では手書きを使用することが多いです。
そのため鶴見教室でも「書く力」を養うために様々な工夫をしています。
書く力を楽しく身につけよう
・基本をおさえよう!
字がうまく書けないことにより学習に拒否感が出てしまったり、自己肯定感が下がってしまうお子様も少なくありません。文字を書く上で必要なこととして、まず「手先の使い方」、「手の力の入れ方」などが挙げられます。手先の使い方や分からなかったり、力の入れ方が調節できないと「はね、とめ」ができなかったり、「曲線があるひらがな」が上手く書けず指定された枠からはみ出して書いてしまいます。そのため鉛筆を握るときの持ち方や力の入れ方など以下の三点を意識してひらがなのなぞり書きをして頂きます。
- 「とめ、はね」をしっかり書く
- できるだけ枠から出ないように書く
- ひとつずつ丁寧に書く
書き方に注意してなぞり書きを行っていくと最初はうまくできなかったお子様も徐々に枠に沿って書くことがきるようになり、「先生上手にできた!」とご自身で報告してくれるお子様もいらっしゃいます。
・色々な「ペン」で書いてみよう!
こちら+αとして行っている取り組みです。鉛筆以外の「ペン」でなぞり書きや模写などをしてもらいます。ボールペンなどは学年が上がるにつれ清書作業などをする際使用する機会が多くなってきますのでそれぞれの「ペン」ので指先の使い方・力の入れ方などその「ペン」の特性を踏まえながら学んで頂いています。また、普段は鉛筆しか使っていないというお子様もいるため、学習の息抜きとして取り組まれるお子様もいます。
遊びの中でできること
日常生活上での動作でも指先の力を育てることができます。こちらは「お箸でお豆さんつかみゲーム」という玩具で上記の画像のように形がちがう豆があり、お箸で豆を掴み同じ色のお皿に運んでいきます。早くお皿に全て入れられた方の勝ちです。お箸は物を掴むために指の動かし方・力の入れ方が必要なので、とてもいい練習になります。
最後に
4月から別の教室に異動される島川先生からメッセージを頂きました!
1年と4か月、短い期間ではありましたが、鶴見での出会いは私にとって大変大きなものとなりました。お子様の笑顔を増やすことを目標に支援を行ってきましたが、逆に私が笑顔にさせられる毎日でした。保護者の方々にも、たくさんの支えをいただき、本当にありがとうございました。お子様の立派な未来像を想像することが、何より楽しかったです。
今後もどうぞ、鶴見教室をよろしくお願いいたします。ありがとうございました!
こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
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