指をつかった計算
少しずつ暖かさを感じられるようになり、春の到来がすぐそこまできていることが実感できますね。
緊急事態宣言が延長され、なかなか外に出られない日々が続いておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
オレンジスクール東戸塚教室ではこれまで同様、皆さまが安心して過ごせるように消毒や換気を徹底して感染対策を万全にしております。ぜひご安心してご利用ください。
突然ではありますが、お子様が指を使って計算をされている姿を見たことや、過去にご自分が指を使って計算をしていたという記憶はありますでしょうか?
オレンジスクール東戸塚教室でも足し算や引き算で指計算を行うお子様がいらっしゃいますが、本日はそんな指計算についてお話をさせていただきます。
指を使って計算をすることに対して否定的な意見を持つ人もいることと思います。しかし、指を使うことがそんなにも悪いこととは思っておりません。
指を使って数を捉えることや計算をすることで、学習にどのような良い影響が与えられるかをご紹介されていただきます。
「10」を捉える
指は数という抽象的な概念を捉える上でうってつけのツールだと考えております。10を境に繰り上がる10進法にしても、10本の指を対応させる理解しやすくなります。
10の合成(3と7で10)や10の分解(10は3と7)を理解する上でも、指の総数が10本という点から有効に活用できそうですね。
このように10という重要な数を捉える手助けとして、指を使うことができそうです。
具体的な操作
指を使うことは、数という抽象的な概念を具体物を用いて操作しているという点で「おはじき」などの道具を使うことと似ています。
抽象的で捉えにくい数を、おはじきなどをつかって「1個、2個…」と数えることで、【物が1つ】あることと【数字の1】が対応していくものです。
指を折り曲げるという操作を通して、曲がった指の本数と数字を対応させることにも同じことが言えます。
指を使って数と触れることで、扱いにくく理解しにくい数字を身近なものとしてくれています。
おわりに
「指を使って計算をする、数と触れることは絶対に良くない」という意見に対して、指を用いることのプラスの面についてお話をさせていただきました。
今では当たり前のように扱っている数字ですが、数字とはじめて正面から向き合うときには、数字の捉えにくさに四苦八苦するものです…。
そこで最も身近な「指」を使って数字を捉えられるとなれば、これほどうれしいことはありません。
また、お子様がご自身で見つけた計算方法、数字とのかかわり方を認めるということも、お子様が算数嫌いとならないためにも重要かもしれません。
もちろん指を使った計算にはプラスの面しかないとは言えません。段階的に指を使わずに数字を扱えるようにすることを前提として、お子様の様子に合わせて指計算を行っていくことが大切といえます。
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