やる気を引き出す一工夫
気温もだいぶ低くなり、一日中暖房を付けていないと耐えられないほど冷え込む日が続いておりますが、皆さまお変わりありませんでしょうか。
新型コロナウイルスは未だおさまる様子もなく、インフルエンザのシーズンも到来してしまいましたが、みなさま体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。
子どもたちはもう少しで2学期が終了ということもあり、学校での学習や生活につきましてもまとめの時期となってきたことと思います。
しかし冬休みが近づいてくるとどうしても気持ちが浮ついてしまって、集中して物事に取り組めないということもあるのではないでしょうか。
そこで本日は、子どもたちが「やる気」をもって学習に向き合えるような工夫についてご紹介していきたいと思います!
子どものやる気を引き出すことは難しく、やる気を持つきっかけも各々の好みや得手不得手によって差があります。
「この子はどんな工夫でやる気を持つことができるのか」ということは、一人ひとりの特性を捉えることが重要になってきます。
今回は、オレンジスクール東戸塚教室で行なっている以下の3つの事例をご紹介していきます。
・成果を可視化して達成感を得る ・見通しをもつことでやるべきことを捉える ・興味関心を持てる教材
成果を可視化して達成感を得る
学校や家庭でも利用している方はいらっしゃると思いますが、このシートは目標を達成したらシールを貼っていくというものです。
学習に対して自信がない子にとっては、苦手なものをできた、目標を達成できたという成功体験が学習への抵抗感を和らげてくれます。
「できた」を積み重ねて目に見える形で成果を実感できるようにと、このシートを活用しています。
見通しをもつことでやるべきことを捉える
どのくらいの時間をかけて、どのくらいの量の学習をするのか、それはどんな内容なのかといった学習の見通しを持つことも大切です。
これらが分からない状態だと安心して学習に取り組めないということもありますので、「何を、どのくらい学習するのか」についての見通しを立てることが子どもの意欲的な学習につながります。
予定表などを使って学習時間を確認し、取り組む教材をあらかじめ確認してもらうなどして学習への見通しをもってもらいます。
興味関心を持てる教材
子どもたちが興味を持てる内容や、好きなキャラクターがプリントされているだけでも、やはり何もしていないプリントとは取り組みの様子が違います。
プリントされたキャラクターを指さして「〇〇(好きなキャラクター)がきれいに書こうって言ってるよ!」とお声をかけるだけでも、それまでよりもきれいに書こうという姿勢が見られます。
また、苦手な学習に対しても興味のあるものを織り交ぜることで取り組みやすくなることもあります。
おわりに
やる気の引き出しはいくつもあるものだと思いますが、その引き出しを見つけることがなんとも難しいものです。
一つの方法にばかり頼っていると効果が薄くなることも考えられますので、日々新しい手段を検討しながら試してみることが大切です。
オレンジスクール東戸塚教室では、今後もやる気をもって学習に取り組んでもらえるような工夫を試行錯誤していきたいと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- ・じっとしているのが苦手
・準備や時間管理が苦手
・空気がよめない
・周囲が気になり集中できない
・こだわりがあり学習にも偏りが多い
・文章を拾い読みしてしまう・意外なことで突然癇癪を起す
・言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
・不登校で勉強が遅れている
・整理整頓が苦手
・朝の準備に時間がかかる
・算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
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※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。