中学生の学習~数学「正負の数」~
まだ残暑が続く中、台風の接近なども報道されるようになりました。
昨年は大きな台風に見舞われました。今年もオレンジスクール鶴見教室は台風対策をしっかりとしていこうと思います。
また感染予防のパーテーションも新たに導入し、より安全にご利用していただける環境を提供してまいります。
さて、オレンジスク-ル鶴見教室にも中学生が増えてきました。
そんな彼らの目下の悩みと言えば…
「正負の数」です。
今まで引き算は「大きな数-小さな数」と決まっていたものが「(+5)-(+8)」といったように大きく様変わりします。
また「(-6)+8」等、引き算として使っていた-(マイナス)が謎の位置につくので、もうなにが何やらです。
今回はそんな正負の数に関してお話していきます。
最初に
今回は(-6)+8の式を例にお話していきます。
まずはかっこを外した途中式を書くことを定着してもらいます。
(今回は-(-6)といったふうに符号が変わる計算については触れません。符号の変換はそれ単体でプリントを用意して定着を図ります。)
(-6)+8
=-6+8
ここからです。
①数直線
オレンジスク-ル鶴見教室ではいくつか教え方があります。
1つは数直線です。
学校でも教わる為、お子さまも「見たことある」ところからの解説が出来ます。
0を中心に+は+の方に動き-は-の方向に動くことで答えを見つけます。
②イラスト
2つ目はイラストで教えます。
-はお腹に-のある「悪魔」、+はお腹に+のある「天使」
同じ悪魔同士なら仲がいいので、より大きな悪魔になります。天使同士なら天使が大きくなります。
天使と悪魔なら数の大きい方が勝ちます。大きな方のお腹のマ-クを書いて二つの数の差を書けば完成です!
③個数
3つめは個数を数える方法です。
⊖と⊕を消していくと⊕が2個余り、+2と言うことが分かります。
数直線に近いですが、消していく作業なので単純な作業から答えが導けます。
最後に
以上のように正負の数の解説にもいくつか手法があります。
また今回の記事では正負の数を例にとりましたが、オレンジスク-ルでは沢山のアプロ-チを用意しています。
お子さまも様々な捉え方をします。画一的な方法だとお子さまの認識にマッチしないことも多々あります。
少しでも学習に対する苦手感を克服していけるよう、我々も日々精進し支援につなげていきたいと思います。