文章読解が苦手なお子様に対する学習支援について
こんにちは
オレンジスクール東戸塚第2教室です。
雨降りの日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
教室内ではお子様から「雨が降っていると外で遊べないから、お家で工作や本を読むことが多いんだ!」という声が多く聞こえてきます。
日本には昔から晴耕雨読という言葉があり、晴れた日には体を使って汗を流し、雨の日には読書によって頭を使える喜びくを味わえる生活が人にとって理想的な生活だと伝えられています。教室では、梅雨に入り読書をするお子様が増え「先生、今日は文章問題がやりたいな!」という声が聞こえ、文章題が苦手なお子様も進んで取り組む姿が見られます。
そこで、本日は文章問題を解くことが苦手なお子様に対して行っている支援について紹介したいと思います!
文章題が苦手なお子様には4つの表現描写を中心とした教材を用意し、様々な表現方法に触れることにより、読解力やイメージする力鍛えてもらっています。
心情描写
心情描写とは、心で思ったことを描かれている描写のことで、登場人物の感情が主軸となっております。直接的な表現をしていることが多いので、イメージしやすいと言われています。
(例)先生は炎を出しているように熱い男だ。
行動描写
行動描写とは、登場人物たちの行動を表現し、場面に動きを与える大切な描写のことです。こちらも直接的な表現をしています。
(例)私は急いでお家に帰った。
色彩描写
色彩描写とは、登場人物たちの気持ちを色で表す表現方法のことです。こちらは間接な表現になっており、小学校の中~高学年頃から学校でも触れる機会が増えてきます。
(例)お母さんの顔は真赤になった。
情景描写
登場人物・読者が眺めている光景や景色を表現している文のことで、登場人物の主観が現れているものを特に情景描写と呼ばれています。こちらも間接的な表現となっています。
(例)季節が変わり、街全体が華やかな服に着替えていくように見えた。
他にも表現方法はありますが、文章題が苦手なお子様には直接描写の文章問題から取り組み、文章問題に慣れてきたお子様から段階的に間接描写の出てくる文章問題に取り組むようにしています。このように直接描写→間接描写とスモールステップを踏んでいくことによって、文章問題が解けたという成功体験を増やし、文章問題に対して自信を付けられるように支援をおこなっています。
東戸塚第2教室ではリーディングスラッガーの使用やFCリーディング、質問プリントなど、様々な方法で国語の文章の読み・書きに対する支援を行っています。文章能力は日々生きていく上で必要な能力となるため、教室内でも力を入れて取り組んでいます。今後も一人ひとりに合った支援方法・教材を考え、実施していきたいと思います。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第2教室
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※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。