いくつといくつ
こんにちは。オレンジスクール青葉台教室です。
雨の日が続き、なかなか梅雨が明けませんね。今年の梅雨は例年よりも長引く予想も出ており、まだまだ傘が手放せない日々が続くようです。
しかし、青葉台教室には子どもたちと一緒に作成した向日葵のちぎり絵カレンダーがあるため、教室内は晴れやかです。
まだしばらく梅雨が続きますが、子どもたちと一緒に残りの梅雨も楽しく過ごしたいと思います。
さて、前々回より子どもたちに学習支援を行う上でどのような支援をしているのかご紹介をしております。
今回は小学1年生が躓きやすい「いくつといくつ」の単元についてお話させていただきます。
いくつといくつ
「いくつといくつ」の単元では「5は2といくつに分けられるでしょう?」など、数の分解や合成の仕方を学習します。
この単元はその後の足し算や引き算で行うさくらんぼ計算などでも活用するため、しっかりと理解をしておくことが必要です。
先ほど例として挙げた「5は2といくつに分けられるでしょう?」の答えは「3」ですね。
さて、皆さんはどのようにして「3」という答えを導いたのでしょうか。
大人であれば、これまでの知識から「3」と導くことはとても容易いことだと思います。
また、子どもたちは頭の中に5つの物をイメージして、それを2つと3つに分けて考えることが多いです。
しかし、発達障害がある子どもたちにとってはその「イメージ」する過程が困難な場合があります。
そのため、実際にモノを使って説明することが大切です。
青葉台教室では算数ブロックやおはじきを使って説明することが多いですが、子どもたちが好きなレゴなどを使って説明する場合もあります。
好きなものであれば、興味を持って勉強に取り組むことができますね。
療育の中で行う「いくつといくつ」
また、療育の中でも「いくつといくつ」の単元を学習できる遊びを取り入れることがあります。
その遊びとは、右手か左手のどちらかにモノを隠して「ど~っちだ?」と隠した場所を当ててもらうゲームです。
この場合、例えば最初に5つのおはじきがあることを子どもに伝え、それを大人は右手と左手にそれぞれいくつか隠します。
そして、「ど~っちだ?」と声をかけ、子どもが選んだ手の中にあるおはじきの数を見せます。
その際に重要なのは、「じゃあ、もう一つの手の中にはいくつ入っていると思うかな?」と声をかけることです。
こうすることで、子どもはもう一つの手の中にいくつ入っているのかイメージしやすくなります。
これを繰り返すことで療育の中で「いくつといくつ」が定着し、学習に生かすことができるのです。
これまでもご紹介させていただきましたが、療育の中に学習を取り入れるのも一つの手段と考えることで、より良い支援を子どもたちに提供できます。
青葉台教室では今後も支援の機会を逃さないように職員一同努めて参ります♪
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- じっとしているのが苦手
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