判断する力について
こんにちは。
オレンジスクール東戸塚第2教室です。
春風が心地良い陽気となりましたね。
先週、市内の小中学校では卒業式が行われ、新たな一歩を踏み出した卒業生の姿を街で見ました。ぜひとも、輝かしい未来を歩んでほしいです。
最近、「将来の夢は何ですか?」と卒業生に向けインタビューをしているTVを見ました。回答を見ると「まだわからない」「やりたいことがない」という答えが多かったです。
これは、自分の将来についてまだ具体的に考え、判断することができていないことが原因の一つだと思います。
そこで、今回は「判断する力」を身に着けていく方法について考えていきたいと思います!
「生きる力を育む」
はじめに、保育・教育の現場では「生きる力を育む」という教育目標があります。
一般的に生きる力とは、変化の激しいこれからの社会を生きる力と言われています。
具体的には
- 自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断する力
- 正義感や倫理観等の豊かな人間性
- 健康や体力等を育む力
となっており、判断する力は生きる力の一つとして位置づけられています。
生きる力はすべて大切ですが、生きていく上で「判断をする」というという行為は常に求められてきます。
判断する力を身につけていくには、自分で判断する機会を作り、経験を重ねていくことが大事です。
自我の目覚め
子どもは2歳前後になると自我が目覚めてきます。自我が目覚めると自己主張をすることが増え、自分で選択をすることが出来るようになると言われています。
例えば「飲み物はオレンジジュースにする?アップルジュースにする?」と、お子様に選択をさせることを意識して関わってみる。些細なことですが、これも選択をするという行為になります。
そして、お子様の発達段階に応じて、「今日のご飯は何を食べたい?」や「休みの日はどこに出かけたい?」と選択式の質問から徐々に自分の言葉で答える質問に変えていきます。選択肢を与えることにより、このように選択をしていいんだという例となり、今度はご自身の考えから物事を判断することができるようになります。
「自分で決めることができた」と思ってもらえるように
当教室におきましても「今日は何の勉強から始めようか?」と問いかけをし、お子様の意志を尊重して学習に取り組んでいます。
療育につきましても同じように「今日は何をしようか?」とお子様の意志を聞いた上で療育の内容を決めることが多いです。また、低学年で意思決定が難しいお子様には選択肢を与え、意思決定をしてもらっています。
このように、教室内で「選択し判断する」機会を作ることで、教室内においても判断する力の習慣化を意識した支援を行っております。
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こだわり、学習遅滞、不登校、多動、注意散漫、音に敏感など、お子さまの発達・成長・学力でご不安なことがありましたら、ご相談ください。
- じっとしているのが苦手
- 準備や時間管理が苦手
- 空気がよめない
- 周囲が気になり集中できない
- こだわりがあり学習にも偏りが多い
- 文章を拾い読みしてしまう
- 意外なことで突然癇癪を起す
- 言葉を直接的に捉えて一喜一憂する
- 不登校で勉強が遅れている
- 整理整頓が苦手
- 朝の準備に時間がかかる
- 算数や国語の問題内容をイメージするのが苦手
放課後等デイサービス オレンジスクール東戸塚第2教室
【TEL】045-825-0222
【MAIL】higashitotsuka2@orangeschool.jp
【お問い合わせ】オレンジスクール東戸塚第2教室
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東戸塚第2教室の半径2Km以内には、東品濃小学校・川上北小学校・品濃小学校・平戸小学校・境木小学校・川上小学校・名瀬小学校・平戸台小学校・秋葉小学校・柏尾小学校があります。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育・学習指導が受けられます。
まずは、区役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、「放デイ」「放課後デイ」「放課後デイサービス」と略して呼ばれてもいます。