オレンジスクール

一人ひとりに寄り添った教育・指導なら【児童発達支援・放課後等デイサービス オレンジスクール】
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発達不安・発達障害・LD・ADHD・自閉症スペクトラム・アスペルガー・不登校を抱えるお子さまに。

2019-11-27

構造化について

最近はすっかり寒くなり、最高気温も10度前後となってきましたね。

越谷教室でも暖房をつける時間が増えてきております。

皆さんも過ごしやすい環境で日常生活をお過ごしいただけたらと思います。

それに因んで今日は環境づくりについてお伝えします。

子どもを支援する環境づくりに構造化という方法があります。

構造化というのは支援の枠組みを明確にすることと言われております。

“いつ”“どこで”“なにを”“どれくらい”“どんなふうに”“次になにをするのか”をその人に合った形で明確に示す方法を模索することであり、我々の行っている支援の基礎にあたる部分でもあります。

この構造化をしっかり行うことでその子への個別理解にも繋がっていくと考えられています。

構造化とは

構造化と聞くとなにやら専門用語に聞こえる方もいるかもしれませんが、我々の社会でも構造化は日常的に取り入れられています。

構造化の目的を簡単に説明しますと“わかりやすくすること”と“刺激を取り除くこと”“見通しをもたせること”になります。

電車の乗り換え時に駅の中を歩いていると様々な案内標識があります。

目当ての路線の案内を見つけ、それに従って進んでいけば、はじめて降りた駅でもだいたいの人は目的地にたどり着けると思われます。

このような工夫も日常生活の中の構造化とも言えるのではないでしょうか。

また最近では分煙化も進み、禁煙席と喫煙席がしっかり分かれている飲食店もあります。

たばこの煙の臭いが苦手な人から、煙から離した場所で快適に食事をしてもらうといった取り組みも構造化に繋がっています。

このように日常生活でも構造化は多く取り入れられているのです。

 

時間の構造化

構造化で多くあげられるのは時間についてです。

「今、なにをすればいいのかわからない」、「この活動をいつまですればいいかわからない」、「次になにをすべきかわからない」等といった困難を抱えているお子様がいます。

口頭だけでスケジュールや活動内容を伝えても、活動に没頭してしまい時間を過ぎてしまったり、一つの活動が終わった頃には次の活動を忘れてしまったりとする可能性があります。

そこで行える支援というのが時間の構造化になります。

オレンジスクール越谷教室では活動前にお子様と一緒に今日のスケジュール表を作成しております。

そのスケジュール表には針が描いていない時計の絵と時間と活動を入れる欄があります。

自分でスケジュールを組むことで自己決定の能力を育むと同時に支援の構造化を行う狙いを持っています。

そういった取り組みをオレンジスクールでは行っていたりします。

その他にもマジックテープやマグネットで剥がせるカードを作り、終わったらそれを剥がし次に何をするかを明確にする方法もあります。

 

環境の構造化

人によって大きな音が苦手であったり、周囲の音や動きに過敏になってしまったり特性は様々です。

一人ひとりの生活や学習に適した環境をするのも構造化の役割です。

周囲が気になってしまいがちな子には両脇にパーテーションを設置したりして視覚の刺激を軽減させてあげると良いです。

ちなみに越谷教室にはこのような机が置いてあります。

これも視覚的な刺激が過敏な子にとっては適した学習スペースになります。

このように本人にとって刺激となり得る物を取り除き、落ち着いて活動に迎える環境作りも構造化の一環になります。

場所によっては椅子の代わりにバランスボールを設置しているところもあります。

ADHDの特性を持っていたりすると、衝動的に動き出してしまったりする場合があります。

これは運動を取り入れ脳の機能を促そうとしている為とも言われています。

そのような人たちにとってこの取り組みは、動きたいと時に動くことができ尚且つ机の前に居れるといった利点があります。

 

 

上記で挙げたのはほんの一例になります。

構造化するには一人ひとりの得意な事、苦手な事、ストレスの要因となる事などを支援者が理解して行わなければなりません。

子どもの性質をよく理解し、のびのび活動できる場をオレンジスクールでは提供できるよう励んでいきたいと思います。